[ti:忘我に揺れる孤高の花]
[ar:少女病]
[al:聖骸メロフォビア]
[00:01.24]セカイを否定するように眠り続ける、神の聖遺骸
[00:06.38]同じ領域に立つモノとの争いに敗れたのか
[00:10.14]或いは、望んでその身を堕としたのか
[00:14.41]残骸となって尚信仰され続けるそれは、歪に物語の輪を広げて
[00:20.17]
[00:23.54]「忘我に揺れる孤高の花」
[00:24.92]唄:少女病 (悠木碧、户松遥、Mitsuki)
[00:29.43]專輯:聖骸メロフォビア
[00:30.40]LrcBy:美夜赤月
[00:31.97]
[00:33.39]「必死になってしがみつく必要なんてない」
[00:36.78]「现実なんてもう、出来の悪い悪梦でしかないのだから」
[00:41.00]
[00:41.96]「どうかお救いください、神様」
[00:44.37]
[00:44.67]少女には何を喪おうと 力を追い求める必要があった
[00:54.46]少女にはそれ以外の選択肢は 何一つとして残されていなかった
[01:04.34]
[01:04.62]神を騙って偏在する凶夢「Reve」
[01:11.57]打ち捨てられた忘我の声に 醜悪な笑みを浮かべ
[01:18.93]
[01:19.27]幾億の幸福論者がいたとしても 全てを否定しよう
[01:25.66]忘れられ崩れ落ちたこの場所から 孤高の花は舞い上がる
[01:35.89]
[01:40.46]少女の探し求めていた 力の根源たる純然な光
[01:50.06]「あれこそが、ああ 神の聖骸」
[01:53.65]廃墟に抱かれるままその奇跡は眠って
[01:59.85]
[02:00.07]指し示されて導かれるまま
[02:06.93]痩せ細りくたびれたその手で 聖骸へと触れる
[02:13.80]
[02:14.02]幾千もの不幸論者がいたとしても それさえ否定しよう
[02:20.18]彼らが思う以上の絶望があることを 少女は識っていて
[02:27.14]決して真意はみせず 誰にも心開かず
[02:33.27]日の下を避けるように生きて
[02:38.99]
[02:54.69]一人きりでもいい 残響する音像だけを肯定しよう
[03:00.79]忘れられ崩れ落ちたこの場所から
[03:03.75]孤高の花よ舞い上がれ
[03:07.89]行く先は険しく先端さえまだ見えないけれど
[03:13.99]手段なら選びはしない 薄汚れた残骸だって利用しよう
[03:20.98]
[03:21.50]アナスタシア。聖骸に導かれ、その神の名を継ぎし者
[03:27.34]少女は過去を捨て、名を捨てて。敬虔な聖女に身をやつした
[03:33.16]人は深い畏敬をもって
[03:35.36]それと同時に、本能的な畏怖をもってそれを迎えた
[03:39.35]
[03:40.14]新たな胎動は、微かな光を
[03:43.68]そして、言語化された嘆きを制御して
[03:46.95]
[03:47.69]「いくよ、アナスタシア」
[03:49.88]
[03:51.25]~赤月神社漫音組~
[03:54.96]終わり