[ti:雷鳴が鳴く頃]
[ar:KOTOKO]
[al:Loop-the-Loop]
[00:01.53]「雷鳴が鳴く頃」
[00:06.53]作詞∶KOTOKO
[00:11.53]作曲∶KOTOKO
[00:16.53]歌∶KOTOKO
[00:28.53]
[00:30.53]雨上がり土の小道
[00:36.52]しっとり靴底を包んでゆく
[00:42.27]人影もまばら 日曜の公園
[00:48.67]大きなポプラを見つけたよ
[00:55.27]遠くで笑いあう声
[00:58.41]遊ぶ子犬の弾む息
[01:01.53]ずっと歩いて来た老夫婦の背中
[01:07.28]誰も居ないジャングルジム
[01:10.74]誰かが付けた小鳥の巣
[01:13.94]誰かのこと思う私
[01:19.57]全てはここにあって静かに息をする
[01:25.85]高く伸びたポプラのように
[01:31.57]雷鳴が鳴く頃 ふとつぶやいた
[01:40.77]こんな幸せもありかな…
[01:49.55]
[02:15.23]軒下の小さな世界
[02:21.11]そこで懸命に生きるシュウメイギク
[02:26.79]細い体で風とダンスを踊る
[02:33.22]意地らしい彼女になりたかった
[02:39.88]耳を突いた争う声
[02:43.20]床に撒いた孤独の屑
[02:46.29]見ないふりをしてた残酷な記憶も
[02:51.94]恥ながらついた嘘も
[02:55.45]情けない告白も今
[02:58.54]私の身体が吸った雨
[03:03.79]全部忘れたさ…なんて
[03:07.18]強がってばっかだって
[03:10.18]空が呆れて笑ってる
[03:15.99]気紛れな雨粒 頬を冷やすから
[03:25.43]君が恋しくなった
[03:34.06]
[04:18.19]木の下で丸くなって飽きるほど見上げていた
[04:24.69]そうか私、ずっと疲れていたのかな…。
[04:30.52]ベンチから見渡せる小さな部屋に帰るまでの
[04:37.06]30分小旅行
[04:42.35]全てはここにあって静かに息をする
[04:48.75]高く伸びたポプラのように
[04:54.40]雷鳴が鳴く頃 ふとつぶやいた
[05:03.95]こんな幸せもありかな…
[05:09.97]深呼吸して そっと見上げた
[05:20.06]今日も変わらず高い空
[05:26.89]一人きりの散歩道
[05:36.06]もうそろそら家へ帰ろう……
[05:43.38]
[05:49.38]【 おわり 】