2004年に元FatimaのNaoと元Delta Arkの沙我が元ギブスの将と虎に声を掛け、後にヒロトが加わり結成された。その年の9月に現在の事務所であるPS COMPANYに所属し、バンド名を「アリス九號」から「アリス九號.」に改める。枠にとらわれない幅広いジャンルの楽曲や、ファンと共に「楽しむ」ことを最大限に考えたライブを行っている。
活動初期のバンドのコンセプトは「和洋折衷」であった為、衣装や楽曲にも和を取り入れていたが、DVDシングル「NUMBER SIX.」あたりからはほぼ全面的に洋を意識したスタイルになり、少なからず変化を遂げた。
バンド名の由来は「アリス」という言葉が持つポップでシニカルなイメージ、陰陽道で最大・最強を示す「九」という言葉、そして「號」という漢字の強さから、ポップさとハードさを兼ね備えた柔軟性のあるアプローチが出来るようにと名付けられる。この名付け親はVocal将であり、本人いわく日本発信のバンドであることを示すためにも、漢字を使いたかったという。また、「不思議の国のアリス」から取ったのではなく、「少年アリス」という本からインスピレーションを受けたといわれている。
メンバー全員とも10代前半にLUNA SEAやX JAPANに衝撃を受け、ヴィジュアル系に目覚めるきっかけになったと語っている。中でも将・ヒロト・沙我はLUNA SEAを尊敬している。
バンドの兄貴的存在にkagrra,やガゼットが主に上げられる。特にkagrra,とは一緒にツアーをまわったり、ミニアルバムの「祇園盛者の鐘が鳴る」「華想夢想紙」ではkagrra,の真(Gu)がスーパーバイザーとして楽曲を手掛けるなど、アリス九號.形成に多大な影響を与えている。 作詞は将が担当、作曲はヒロト・虎・沙我を中心に全員で行っている。
グッズのデザインなどは主にヒロトが手がけており、ブログ等でもグッズについて触れている。