2009年から人気の動画サイトニコニコ動画にて「バルシェ」名義でVOCALOID楽曲のカバー楽曲を投稿し始め、少年のようなハスキーボイスで人気を博した。
2010年3月、dmARTS(ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント)からCDデビュー。このソロアルバム『valuable sheaves』は、動画再生数が100万回を超えた「右肩の蝶」などの人気VOCALOID楽曲カバー、T.M.Revolutionの名曲カバーと、VOCALOIDプロデューサー兼ボーカリストとして活躍していたminatoがバルシェに書き下ろした曲を収録。その曲はminatoとの共同作詞となっており、2009年8月にminatoのネットラジオにゲスト出演したのがきっかけで意気投合し、一気に一緒にオリジナル曲を制作することとなったのが形になったものである。ジャケットイラストは、バルシェの投稿動画のイラストを多く描いていた、イラストレーター白皙が担当した。以降の制作は、VALSHE、minato、白皙のユニットが中心となって行なっている。
2010年9月、名義を「バルシェ」から「VALSHE」に変更して、ソニー・ミュージック所属のアーティストとなる。5pb.Recordsよりリリースしたミニアルバム『storyteller』でメジャーデビュー。minatoによるオリジナル楽曲8曲+dorikoのボカロカバー1曲を収録、自ら1曲作詞し、4曲を共同作詞した。各楽曲の世界観を描いたイラスト入りブックレットがセットになっている。
2011年4月、ファーストシングル「REVOLT e.p.」をリリース。同11月、セカンドシングルとなる「JESTER」では収録曲「Vessel」の作詞作曲を手がけた。
2011年12月には新たなHPを開設と同時に、日本コロムビア系のレーベルであるOthから、ファーストフルアルバムとなる『PLAY THE JOKER』を、 2012年2月にリリースすることを発表。2012年4月より、6月に発売予定となった両A面サードシングル『AFFLICT / Fragment』の表題曲の一つである「Fragment」が、フジテレビ系全国ネット「奇跡体験!アンビリバボー」のエンディングテーマとなっている。