アメリカンロックやブラックミュージックに多く見られるリフレインを多用しながらも、通常それらの音楽をルーツに持つロックバンドでは見られないような、ジャズ的なコード進行や、意表を突くようなコード進行(具体的には、サビの部分で maj 7、m7、7 sus 4 等を多用)、耳に残る印象的なメロディを一つの1つ楽曲の中で同居させるのが大きな特徴として見られる。
また、4つ打ち(バスドラムが4/4拍子の拍毎にアタックされるリズム)のディスコ的リズムを用いた楽曲が多いのも特徴。代表曲「Raspberry」「FEVER」「GROOVE WALK」「ROCK MUSIC」などでもそのリズムが用いられている。
2004年にリリースされた6枚目のオリジナルアルバム「LICKS&ROCKS」の頃から、度々メンバーが「踊れるロック」というフレーズを口にするようになった。これはそれ以前からあった「今の時代、ロックは主流の音楽ではないことは分かっている。踊るといえばクラブミュージックやヒップホップになってしまうだろう。だがそれでも、ロックは元々踊れる音楽であり、今の時代にこそ自分たちのロックで多くの人たちに踊って欲しいんだ。」というメンバーの信念に起因したものである。
余談だが、メンバーのそれらの思いについてはライブ中にもMCで熱く語られ(語るのは主に、というかすべて和田)、10分以上の演説になってしまうことも少なくない。