コナミが2000年12月に実施した「Dance Dance Revolution 5thMIX アーティストオーディション2001」で選ばれた小坂りゆ、Noria、代真、前原しゆなの女性4人により結成されたボーカルグループ。プロデューサーはBEMANIブランドの音楽を取りまとめるサウンドプロデューサーで、NAOKIとして知られる前田尚紀。 ユニット名は一般公募により決められ、「あなたのために(私が)いる (be for you)」という意味のほか、『DDR』で発表された前田プロデューサーの代表曲のひとつ「B4U (ビーフォーユー Brilliant for you)」にかけられている。またデビュー当時からしばらくは「Be For U」とスペース入りで表記されていたが、現在は「BeForU」という表記が公式に用いられている。 グループとして、またはメンバーのソロ名義で『Dance Dance Revolution』(以下DDR)をはじめ、『GUITARFREAKS』(以下GF)、『drummania』(以下DM)、『beatmania IIDX』(以下IIDX)、『pop'n music』(以下pop'n)というコナミの音楽シミュレーションゲームのブランド、BEMANIシリーズを中心に、楽曲を提供。 作詞は小坂が、作曲と編曲は前田プロデューサーがそれぞれメインで担当。メンバーのソロ楽曲に於いては、dj TAKAやTЁЯRAのjun等他のアーティストも楽曲やREMIXトラックを過去に提供をしている。
コナミの通販サイト「コナミスタイル」から2003年11月28日に発売されたBeForUのファーストアルバムは、20,000枚以上を売り上げ、2004年6月に発売された小坂のソロアルバム「begin」、2006年2月に発売されたBeForUのセカンドアルバム「BeForU II」でも、コナミのオンライン流通販売のみにも関わらず、15,000枚を超えるセールスを更新している。
2004年3月、前原のメンバー脱退が発表され、それに伴い「BEMANIボーカリスト・オーディション2004」を実施。合格者の外花りさ、有沢みはる、南さやかが新メンバーとして加入。
このような軌跡を経て、2006年11月1日にavex modeからメジャーデビューシングル「Red Rocket Rising」が発売となった。メジャーデビュー後の彼女たちの楽曲作りにはLOVE+HATE、鳴瀬シュウヘイ、酒井陽一らが主に参加している。メジャーデビューに関して、前田プロデューサーがコメントなどをしていなかったが、最近では「LOVE+HATE=前田プロデューサー」説の信憑性が高まりつつあることから、公にはしていないものの、前田プロデューサーがメジャーデビュー後のBeForUにも楽曲製作に関わっていると推測される。
2007年12月、代真、有沢、外花、Noriaと相次いで脱退、卒業。 2008年2月、福下恵美・立花彩野・西内裕美が加入。後に南が体調不良を理由に脱退、引退を発表したことにより、現メンバーは小坂を含め4人で構成される。
この3名の加入に際して、事前のオーディション等の告知や十分な説明が無かったこと、3名のプロフィールやブログでの新加入における挨拶内にて、グループの原点であるコナミ音楽シミュレーションゲームのことを殆ど知らない、遊んだ経験が無いなどといった旨が書かれていたこと、グラビアアイドルの加入によりコナミ時代からのグループのイメージが変わってしまうのではないかという疑念が結成時からのファンの反感を買い、ファンをやめてしまう者や、オリメンである小坂だけを応援するといったファンが続出、各新メンバーのファンとの間に確執がおきた。その後メンバーからのメッセージや、4人でのライブを成功させたことで、現在ではそのような確執やメンバーへの批判は少なくなっている。