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「ソランジュ」を6月にシングルリリースした上間綾乃による、待望の2ndアルバム。
1stアルバム「唄者」で多くの地を訪れ、たくさんの想いに触れてきた上間。島の中から見ていたものを、今作では島の外から視点を変えて見ることができた。沖縄にルーツを持ち、民謡で培った謡いまわしをPOPSに活かした上間が贈る新しい沖縄からの風。
前作は上間・伊集タツヤとの共作が多く「上間綾乃」を知ってもらう名詞代わりの作品としてリリース。今作では、「ソランジュ」を生み出したベテラン作家の康珍化、都志見隆から、今アルバムのほぼ全曲をアレンジしているASKAなど多くを手がけているサウンドプロデューサー澤近泰輔、今井美樹や中森明菜などに曲を提供しているシンガーソングライターの川江美奈子などから頂いた楽曲を、上間は自分の歌のように何度も歌い想いを乗せてレコーディング。また、Cocco・くるりなどをプロデュースしているDr.StrangeLoveの根岸孝旨により民謡ロックに生まれ変わった「新川大漁節」は必聴。作家、アレンジャー、ミュージシャン、エンジニアなど、上間をサポートする最高のメンバーと共に作り上げた今アルバム『ニライカナイ』は名曲「ソランジュ」と共に力作揃いとなっている。
アルバム曲名にもなっている「ニライカナイ」は、盟友伊集タツヤによる作曲。沖縄のどこか、海の彼方にあるとされる命が帰り・生まれる五穀豊穣・子孫繁栄を願う神の島。その島に想いを馳せて唄った楽曲は、「ソランジュ」に次ぐ、アルバムリード曲。