昨年リリースされた1stアルバム 「for hundreds of children」のオーガニックでピュアなサウンドが好評を得た、佐藤良成と佐野遊穂によるユニット、ハンバート・ハンバート。1年振りのアルバムとなる今作は、佐久間順平氏をプロデューサーに迎えて、弦や生ピアノの導入や、打ち込みなど新しい試みを取り入れた、フォーク、カントリー、サイケデリック、オールド・グッド・アメリカなど、自身のルーツと言えるアメリカンミュージックと遠いアメリカへ捧げられたアルバムとなっています。佐野のしなやかで凛としたヴォーカルは、R&Bディーバ以降のJ-POPの新しいスタイルとなる可能性を秘めていると言えるでしょう。